Claude × Passwork MCP でできること
PassworkはAnthropicのModel Context Protocol(MCP)に対応したリモートサーバーとして動作します。 Claude(Web版・デスクトップ版・Claude Code)からPassworkに接続すると、Passworkに設定済みのすべてのコネクタのデータに自然言語でアクセスできます。 「Salesforceの今月の商談を見せて」「kintoneの在庫データとBigQueryの売上を突き合わせて」のような指示だけで、AIが適切なコネクタを自動判別してデータを取得・結合・分析します。
Claudeで自然言語の指示 → Passwork MCPサーバーが自動でコネクタを選択 → データを取得・結合して返答
MCP(Model Context Protocol)とは
MCPはAnthropicが策定したAIモデルと外部ツール・データソースを安全に接続するための標準プロトコルです。 PassworkがMCPサーバーとして動作することで、Claudeは「Passworkを通じて」Salesforce・kintone・BigQuery・Oracle等のあらゆるデータソースにアクセスできるようになります。
従来のAIデータ分析
- CSVをダウンロードしてAIに貼り付け
- APIキーをAIに直接渡すセキュリティリスク
- データソースごとに個別のMCPサーバーが必要
- 複数システムの横断分析は困難
Passwork MCP の世界
- Claudeに話しかけるだけでデータ取得
- OAuth 2.1で安全な認証(APIキー不要)
- 1つのMCPサーバーで36種以上のデータソースにアクセス
- 複数システムのデータを自動結合して分析
利用開始までの流れ
1
MCPサーバーURLを登録
Claude Webの設定画面でPassworkのMCPサーバーURL(https://your-host/mcp)を登録します。
2
OAuth認証でログイン
初回接続時にPassworkのログイン画面が表示されます。通常のID/パスワードでログインすれば認証完了です。
3
自然言語で指示
あとはClaudeに話しかけるだけ。「Salesforceの取引先一覧を見せて」のように自然な日本語で指示できます。
4
AIが自動でデータ取得
Claudeが適切なコネクタとオブジェクトを自動判別し、データを取得して結果を返します。
Claude Webで自然言語の指示 → Passwork MCPがデータを自動取得して回答
Passwork MCPコネクターの特長
1 コネクタの自動識別
「取引先データを見せて」と言うだけで、ClaudeがPassworkに設定済みのコネクタ一覧からSalesforceコネクタのAccountオブジェクトを自動的に特定します。 ユーザーがコネクタIDやオブジェクト名を知る必要はありません。 必要に応じてClaudeがメタデータを確認し、最適なデータソースを選択します。
自然言語から適切なコネクタ・オブジェクトを自動で推論
2 複数データソースの横断分析
「Salesforceの商談データとBigQueryの売上実績を突き合わせて」のような複数システム横断の分析も、Claudeへの一言で実現します。 Claudeが自動的に両方のコネクタからデータを取得し、共通キーで結合して結果を返します。 従来はETLフローの構築が必要だった横断分析が、会話するだけで完了します。
複数のデータソースを自動結合して横断分析
3 1つのMCPで36種以上のデータソースにアクセス
通常、各SaaSやDBごとに個別のMCPサーバーを設定する必要がありますが、Passworkなら1つのMCPサーバーを接続するだけで、Passworkが対応する36種以上のコネクタすべてにアクセスできます。 Salesforce、kintone、BigQuery、Snowflake、Oracle、PostgreSQL、HubSpot、Slack、Google Sheets... すべてが1つのMCP接続で利用可能です。
Passwork 1つで全データソースへのゲートウェイ
4 OAuth 2.1 による安全な認証
MCP仕様に準拠したOAuth 2.1認証(PKCE必須)を採用。APIキーをClaudeに直接渡す必要はありません。 初回接続時にPassworkのログイン画面で通常通り認証するだけ。 トークンは自動的にリフレッシュされ、データへのアクセス権限はPassworkのアカウント権限に従います。 Dynamic Client Registration(RFC 7591)にも対応し、Claudeからのシームレスな初回接続を実現します。
ブラウザでログインするだけの安全な認証フロー
5 データ参照だけでなくフロー作成も
MCPを通じてデータの参照・分析だけでなく、Passworkのデータ連携フローの作成・デプロイ・実行もClaudeから指示できます。 「Salesforceの商談データを毎日BigQueryに同期するフローを作って」と言えば、Claudeがフローを構築し、スケジュールまで設定します。 分析で見つけたインサイトを、そのまま定常的なデータ連携フローに昇華できます。
「分析→定常化」をClaudeとの会話だけで実現
6 取得データのCSVエクスポート
取得したデータは「CSVで出力して」と言えばその場でCSVファイルとしてエクスポートできます。 Claudeが分析に使ったデータをそのまま手元に保存して、ExcelやTableauでさらに詳しく分析したり、社内で共有することが可能です。
分析結果をCSVで手元にダウンロード
Claudeから利用できるMCPツール
データ参照系
- list_connectors - 設定済みコネクタの一覧取得
- get_connector_metadata - オブジェクト・フィールド一覧取得
- fetch_connector_data - 条件付きデータ取得
- join_connector_data - 複数コネクタのデータ結合
- export_data_csv - CSVエクスポート
フロー管理系
- list_flows - フロー一覧取得
- create_flow_from_plan - フロー自動構築
- deploy_flow - フローをデプロイ
- execute_flow - フロー実行
- set_schedule - スケジュール設定
活用ユースケース
自然言語でのアドホック分析
「先月の売上上位10社を教えて」「解約リスクのある顧客はどれ?」のような質問をClaudeにするだけで、Salesforceやkintoneから即座にデータを取得して分析結果を返します。SQLやSOQLを書く必要はありません。
クロスシステムのデータ突合
「SalesforceのリードとHubSpotのコンタクトをメールアドレスで突き合わせて、どちらにだけ存在するレコードを教えて」のような複数システム横断の分析をClaudeとの対話で完結。
分析結果を定常フローに昇華
Claudeとの分析で「この集計を毎日やりたい」と思ったら、「このデータ取得を毎日自動で実行するフローを作って」と言うだけ。分析→自動化の流れがシームレスに完結します。
技術仕様
| プロトコル | Model Context Protocol(MCP)2024-11-05 |
|---|---|
| トランスポート | Streamable HTTP(JSON-RPC over HTTPS POST) |
| 認証方式 | OAuth 2.1(PKCE S256必須)/ APIキー(Bearer Token) |
| クライアント登録 | Dynamic Client Registration(RFC 7591)/ Client ID Metadata Document |
| メタデータ | RFC 9728(Protected Resource Metadata)/ RFC 8414(Authorization Server Metadata) |
| エンドポイント | https://{your-host}/mcp |
| 対応AIクライアント | Claude Web / Claude Desktop / Claude Code / その他MCP対応クライアント |
| 提供ツール数 | 16種(データ参照5 + フロー管理8 + その他3) |
MCPを通じてアクセス可能なデータソース
Passworkに設定済みのコネクタすべてにClaudeからアクセスできます。
SFA / CRM
Salesforce / HubSpot / kintone
DWH / クラウドDB
BigQuery / Snowflake / Databricks / Amazon Redshift
RDBMS
PostgreSQL / MySQL / Oracle / SQL Server / DB2
SaaS / その他
Google Sheets / Slack / freee / マネーフォワード 他
Passwork MCPで実現する Agentic Analytics
分析の民主化
SQL・SOQL・APIの知識がなくても、日本語で話しかけるだけでデータにアクセスできます。情シスへの依頼を待たず、ビジネス部門が自らデータドリブンな意思決定を行えます。
認証情報の安全な管理
各システムへの認証情報はPasswork内で安全に管理されます。AIに直接APIキーを渡す必要がなく、OAuth 2.1でユーザー認証も保護されます。
分析→自動化のシームレスな連続
Claudeとの対話で見つけたインサイトを、そのまま定常的なデータ連携フローとして自動化。「分析する人」と「自動化する人」が同一の体験の中で完結します。
AIとデータの新しいつながりを体験しましょう
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